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2009.12.04 (Fri)

心タンポナーデについて

フーガの異変に気づいて、初めて病院で診察を受けた日からちょうど2週間が経ちました。
紆余曲折はあったものの、腹水を抜いてもらった24日以降の回復ぶりは、食欲旺盛・元気溌剌のハイパーフーガ復活を見れば一目瞭然!というこの頃です。(^_^;)
img_ 318 スキンレス?の右前足
右の前足は、点滴チックンのためにへアレスレッグになっちゃったけどね~。(^_^;)

さて、先日貯留水に含まれる細胞診の検査結果をメールで報告して頂きました。
これまでの病気の経緯は先日の記事で簡単に箇条書きをしましたが、今回の検査結果と合わせて病気のことをもう少し詳しく書いておこうと思います。

長くなりますが・・・^_^;

【More・・・】

まずは、11月23日に撮影したレントゲンです。
(*注 白い部分の表面が少し凹凸になっているのは、私が浴室のエンボス状ガラスにかざして撮影してしまったたからです。^_^;)
img_ 320  img_ 321
ご覧のように、白くなっている所が、いわゆるお水が溜まっている部分です。
写真ではわかりづらいですが、心臓部(心嚢水)、胸部(胸水)・腹部(腹水)の3ヶ所に水が溜まっていることがわかりました。
そして、この心臓に水が溜まる状態のことを「心タンポナーデ」というのだそうです。

この日は、同時に心電図の検査も行いましたが、その検査結果からも心タンポナーデによる心不全の特徴的な波形が認められ、早急に心膜穿刺(心嚢に針を刺して水を抜く)の必要がある状態でした。
RIMG0010.jpg  RIMG0009.jpg

即日、入院宣告のフーガは犬生初おむつスタイルで点滴監禁状態に・・・とほほ。(/_;)
RIMG0012.jpg  こんな格好、ボクのプライドが許さないぜ~!(ーー゛)

というわけで。
12月24日に採取した心嚢水・胸水・腹水(計1リットル以上)の体液をそれぞれ病理検査に。
そして、その結果は・・・

** 以下メール全文コピペ **

---------------------------------
榎下善文 様
榎下風雅
---------------------------------
<細胞診の結果> 非腫瘍性細胞のみが得られる

<コメント>
細胞質が空胞化して膨張したマクロファージが得られています。様々な
体腔に液体貯留がみられることから、循環障害が疑われますが、脾・肝
の腫大による物理的圧迫が可能性として挙げられます。腫瘍性が疑われ
る異型細胞の出現は認められませんが、腫瘍性病変を完全には否定でき
ませんので、まずは脾・肝の組織検査等による精査をご検討下さい。
(CY-44391)* 2009 12 1
獣医師 石崎禎太 高橋秀俊


結論から言うと、お水の中からは腫瘍細胞が見当たらなかったということでした。
これは、姉の所見から予測していた結果でもありました。仮に悪性細胞があっても必ずしも貯留水の中から検出されない場合があるからだそうです。
また、マクロファージというのは、病理に出す前に既に姉が顕微鏡で発見しており、「あまり見たことがない細胞!?」と彼女は私に脅して?ましたけど、結果は炎症による膨らんだ細胞の一部で悪いものではありませんでした。
但し、「非腫瘍性細胞のみが得られる」という上記の結果は、イコール「白」とは言えないわけで、結局のところ疑わしい病巣の組織を直接採取しての細胞診が望ましいという報告でした。

具体的には、一番確実に判別する方法としては、開腹手術による肝臓・脾臓等の組織採取だそうです。
これは、高齢犬になるほど麻酔のリスク等で難しくなるという点において、今のフーガの年齢ならまだ十分に可能であるという一つの選択肢です。
それと、もう一つは腹腔鏡による内視鏡での採取法もあるそうですが、これに関してのリスクは、最悪を想定した場合、血管肉腫や悪性リンパ腫のような網の目状の血腫が張り巡らされてる臓器に、手探りで針の先が当たっただけでも大出血になるという危険が伴うので、姉の考えとしては可視化された状態での採取法、つまりは開腹手術が好ましいのではないか?という提案です。

では、どうして循環器の病気なのに肝臓・脾臓等の組織検査なのか??
ということですが、その謎は上記の下線を引いた赤文字にヒントあり!なのです。
皆様の中にも、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、そもそも心タンポナーデ(心臓にお水が溜まる)という症状の原因とされる病気の一つに血管肉腫が疑われるからです。
大型犬腫に多い症例だと聞いていますが、小型・中型犬にも決して罹らない病気ではありません。
そして、この手の悪性腫瘍の場合、いわゆる「予後不良」で根治が困難な病気でもあります。

一方で、もう一つの疑い(明るい疑い?)としては、単純に「生まれつき心臓が弱い子だった」という考察もあるのではないか?との姉の見解です。
つまり、元々循環器に病気を持っていて、年齢とともにそれが顕著となり、何らかの形で心臓に少しずつ水が溜まり、それが腹水へと流れて・・・今回大量のお水が体内に溜まってしまったという、ちょっと楽観的な見方です。(^^♪
RIMG0008.jpg
今回は、お姉ちゃんに命拾いをしてもらい、頭が上がらない妹micoなのです。(__)

いずれにしても、現在のフーガは非常に安定しています。
というか、今までのフーガと何ら変わらないヤンチャ息子に戻ってしまいました。^_^;

が。
今後の検査については、家族とも十分に相談しながら慎重に検討し、私たちにとっての最良の形で病気と向き合いたいと考えています。

というわけで。
ご心配頂いた皆様、本当にありがとうございます。
まだまだこの病気、奥が深いので続きはまたボチボチ書いていきますね!(^_^;)
フーガの発病記録が、少しでも皆さんのお役に立てれば・・・と考えていますので。
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14:47  |  病気のこと  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)

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